臨床例のご紹介

咬合矯正と歯冠修復

咬合矯正と歯冠修復

2017年03月09日

成人咬合矯正治療と順次誘導臼歯離開咬合様式の最終歯冠修復法

数十年間にわたり, 度々治療を受けて、噛み合せがずれたり, 歯冠崩壊したり, 咬合崩壊した症例の咬合再建=咬合再構成治療を得意としています.

1975年4月から個々の患者の下顎運動を測定して, そのデータを用いて歯冠修復することはもちろんですが, その前に下顎の上顎に対する適正な位置関係を機能的な中心位に回復するための咬合矯正処置を行うと同時に, 下顎運動の遊びであるImmediate Side Shift Movement :ISSと呼ばれるガタをゼロに治療する方法を1981年から実施しています.

一人一人の下顎運動を精密に再現した咬合器上の模型上で, 上下の28本の歯を一度に製作して, どこも削るなどの調整を必要としないまま, 一度に合着する能率的な方法を実施しています.

その結果, 歯切れの良い, 鋭利で咬合干渉を起こさない3点咬合接触の順次誘導咬合様式: Sequentially Guidance Occlusionを1994年8月から採用して歯冠修復物を製作しています. この順次誘導咬合は国内では, 過去24年間国内では小笠原歯科診療所だけでしか, 行われていませんが, スイス・オーストリアなどでは普通の方法です.

1994年8月からの過去24年間に357症例に全顎修復を実施しました.

症例1
次は, 上下の28歯の歯冠修復物を順次誘導臼歯離開咬合様式で, Wax Cone法で製作して, 無修正で, 全体を一気に合着した症例報告です.

普通に行われている「仮着・リマウント・咬合調整・術後のSplint使用」の4項目を1年間費やして実施しているのは, 咬合をISS=0にする矯正しないで, 歯軋りを放置して, 歯冠修復しているためです.



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症例2  これも, 症例1と同様です.

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症例3 





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